青丹よし

ながら〜く続いていたお仕事がやっとこさひと段落がつきそうです。良かった。もう日付が変わってから帰るのは嫌だよん…そんなわけで、俗世の無常を洗い流しに仏像を観てきましたよ〜やはり今年は奈良があついのです。今回は中宮寺→法隆寺→法輪寺→法起寺に行ってきました。お正月に行った四天王寺に引き続き聖徳太子ゆかりのお寺です。
中宮寺は建物がすでに優雅。尼寺って感じの繊細さです。池の中に建っているのです。そして如意輪観音。思惟半跏のお姿でございます。素敵…たくさん人がいたのでゆっくり…は観れなかったけど、内陣で観る事ができました。一緒に行った友人いわく、前よりもずっと近くで観る事ができるようになったようです。きちんと説明も流れました。はあ〜しかし本当に素敵でした。ちなみに中宮寺はお土産もなかなか。如意輪観音のクリアファイルを買っちゃいました。本当に素敵なのよ！
次は今回のメイン、法隆寺。法隆寺って広いので全部みるのは大変だけど見応えあり。建物も素敵。国宝のオンパレードでございます。奈良時代の仏像ってすごく特徴がある上にみな同じ顔をなさっている…そして四天王とかはまだ荒々しくなく、しゅっとしている感じ。百済観音は本当にしゅっとしているの代表だと思うの。お顔が穏やか、というかアルカイック…玉虫厨子とかはとにかくすごい。画は黒くなっててあまり見えないんだけど、捨身飼虎図とか…仏の教えは深い。法隆寺は本当に国宝が多くて、それぞれの仏像が素敵なんだけど、私は大講堂の薬師三尊像が素敵だと思いました。美術品として価値もあるけど、仏像はやはり信仰の対象だと思うの。
法輪寺は、米俵に乗った毘沙門天像や妙見菩薩、楊柳観音菩薩など、ちょっとない仏像が素敵。そしてなんといっても十一面観音が圧巻。後ろに回ってちゃんと十一面のお顔を拝見できるのですよ〜しかもなにやら今度は十一面観音をまわるキャンペーンなんかもあるみたいです。こないだ行った西大寺もあったのです〜
法起寺は三重塔が国宝です。お寺には仏像があるみたいなのですが、お堂がしまっていて観れなかったです。残念。
今回はなかなか充実した仏像めぐりでした。仏像はいいなぁ。ふふふ。